高校時代に決めた10年後の進路②
大人の階段を登っていたあの頃。。。
❄前回の記事❄
どーも!あくびです。前回は高校時代のお話。わたしが10年続けた仕事をするキッカケになった出来事の前編でした。
今日はその続き。
バレンタインデー前日。愛する彼の為にメイクをして欲しい!という可愛い後輩からのお願いを、受けるか受けないか決断の瀬戸際に立たされていました。
少し悩んだ結果、、、自信ないけどやった事ないことにトライするチャンス。受けて立つ事にしました。
そしてお願いされたバレンタインデー当日、2人に飛びっきり可愛い(と願う)メイクをしました。
彼女たちの想いが上手くいきますよーに。終わって2人を送り出すわたしはそんな事を思っていました。
翌日。放課後の部活に来た2人はとても嬉しそうに駆け寄って来ました。
「先輩!彼氏に可愛い❤️って褒められちゃいました!!先輩にメイクしてもらって良かった!ありがとうございます」
「先輩、告白はダメだったんですけど告白する勇気が先輩のしてくれたメイクで持てました!ありがとうございました!」
そう、言ってくれた2人の顔は飛び切りの笑顔で幸せそう。わたしはそれを見て、生まれて初めて、ダイレクトに自分が人にしてあげた事が、こんなにも喜ばれるなんて!!とビックリしていました。それと同時に体験した事のない、嬉しさが心の奥から急に込み上げてきました。
そのころ、進路を決めないといけなかったタイミング。みんなが大学や短大に進路を決めていくなか、わたしは大学でやりたい事や、仕事に結びつく興味が見つからず、悶々と悩んでいました。目的がないのに、ただみんなが行くから大学に行くという選択の仕方がどーしても出来なかったんです。
そんな時わたしの心に、2人の後輩の笑顔が浮かびました。心が大きく揺れ動いたあの瞬間。すごく嬉しかった気持ちを思い出しました。
『わたし、人をダイレクトに喜ばせられる仕事がしたい。』
そう思ったわたしは、美容の専門学校に行く事を決心するのです。
その後、沢山の困難が待ち受けているとはつゆ知らず。。。
つづく