京都の八つ橋
3つ上の姉が高校生の時、お土産を初めて家族に買ってきました。
老舗の京都の八つ橋でした。
八つ橋という食べ物は当時、中学生だったわたしには未知の食べ物。
かなりの期待が膨らみます。
繊細な作りで、美味しそうな八つ橋。
家族みんなで、食べました。
そのお味は、、、
衝撃的だったのを今でも覚えてます。
あとあと知ったのですが、わたしの口に衝撃を与えてたのはにっきという食べ物でした。
それはさておき、みんな美味しそうに八つ橋を食べています。
お土産を買ってきた姉もそんな家族を見て嬉しそうです。
わたしは八つ橋を口に入れたまま、にっきが口の中で独特な刺激を与えてくるのに耐えていました。
嬉しそうな姉の前で「まずい」なんて言えない。どうしよう。。。
悩みに悩んだ結果、、、
みんなが美味しそうに食べてる茶の間をスッと抜け出しました。そして、
埋めました。姉にバレないように。
世渡り上手への階段を少し登った気がしました。
つづく