京都の八つ橋
3つ上の姉が高校生の時、お土産を初めて家族に買ってきました。
老舗の京都の八つ橋でした。
八つ橋という食べ物は当時、中学生だったわたしには未知の食べ物。
かなりの期待が膨らみます。
繊細な作りで、美味しそうな八つ橋。
家族みんなで、食べました。
そのお味は、、、
衝撃的だったのを今でも覚えてます。
あとあと知ったのですが、わたしの口に衝撃を与えてたのはにっきという食べ物でした。
それはさておき、みんな美味しそうに八つ橋を食べています。
お土産を買ってきた姉もそんな家族を見て嬉しそうです。
わたしは八つ橋を口に入れたまま、にっきが口の中で独特な刺激を与えてくるのに耐えていました。
嬉しそうな姉の前で「まずい」なんて言えない。どうしよう。。。
悩みに悩んだ結果、、、
みんなが美味しそうに食べてる茶の間をスッと抜け出しました。そして、
埋めました。姉にバレないように。
世渡り上手への階段を少し登った気がしました。
つづく
鼻歌と弟
遠いむかしのある日の午後。わたしは弟と、のんびり各々の事をしながら楽しく過ごしていました。
弟は読書。わたしは鼻歌を歌っていたのですが、、、
弟が急にキョロキョロし始めました。
霊感が強い弟。
変な動きをし始めました。ちょっと怖くなったわたしは恐怖心を抑えて弟にどうしたのか聞きました。すると、、、
蚊がさっきから弟の周りを飛んでるそうです。とりあえず霊関係じゃなくて良かった。気を取り直して、また鼻歌を歌います。
まだ弟を狙って、蚊が彼の周りを飛んでる模様。可愛いそうに。。。蚊がわたしのところへ、こないでほしいな〜。蚊よ、弟の血を吸ってろ!とか思って見つめていると、、、
どうやら蚊がいなくなった模様。
鼻歌、再開です。
鼻歌やめてみる。
再開。
やめてみる。
こ、これは、、、
この、やるせない気持ちを確かめるべくもう一度、鼻歌を
やめてみる
どうやら、わたしの可憐な鼻歌は、弟には、ウザイ蚊のそれにしか聞こえてなかった様です。
もっと上手に歌える様に、頑張ります。
つづく
高校時代に決めた10年後の進路②
大人の階段を登っていたあの頃。。。
❄前回の記事❄
どーも!あくびです。前回は高校時代のお話。わたしが10年続けた仕事をするキッカケになった出来事の前編でした。
今日はその続き。
バレンタインデー前日。愛する彼の為にメイクをして欲しい!という可愛い後輩からのお願いを、受けるか受けないか決断の瀬戸際に立たされていました。
少し悩んだ結果、、、自信ないけどやった事ないことにトライするチャンス。受けて立つ事にしました。
そしてお願いされたバレンタインデー当日、2人に飛びっきり可愛い(と願う)メイクをしました。
彼女たちの想いが上手くいきますよーに。終わって2人を送り出すわたしはそんな事を思っていました。
翌日。放課後の部活に来た2人はとても嬉しそうに駆け寄って来ました。
「先輩!彼氏に可愛い❤️って褒められちゃいました!!先輩にメイクしてもらって良かった!ありがとうございます」
「先輩、告白はダメだったんですけど告白する勇気が先輩のしてくれたメイクで持てました!ありがとうございました!」
そう、言ってくれた2人の顔は飛び切りの笑顔で幸せそう。わたしはそれを見て、生まれて初めて、ダイレクトに自分が人にしてあげた事が、こんなにも喜ばれるなんて!!とビックリしていました。それと同時に体験した事のない、嬉しさが心の奥から急に込み上げてきました。
そのころ、進路を決めないといけなかったタイミング。みんなが大学や短大に進路を決めていくなか、わたしは大学でやりたい事や、仕事に結びつく興味が見つからず、悶々と悩んでいました。目的がないのに、ただみんなが行くから大学に行くという選択の仕方がどーしても出来なかったんです。
そんな時わたしの心に、2人の後輩の笑顔が浮かびました。心が大きく揺れ動いたあの瞬間。すごく嬉しかった気持ちを思い出しました。
『わたし、人をダイレクトに喜ばせられる仕事がしたい。』
そう思ったわたしは、美容の専門学校に行く事を決心するのです。
その後、沢山の困難が待ち受けているとはつゆ知らず。。。
つづく
高校生時代に決めた10年後の進路①
前回はわたしの学生時代の時代背景を少しお話しましたが、その時の流行りに共感してくれた方々と友達になれそうな気がします。(知らんけど)
❄前回の記事❄
こんにちは!あくびです。
今回は高校時代に決めた、10年続けた仕事に就くキッカケのお話。
高校時代、何を血迷ったかわたしはモテとはかけ離れた部活、空手部に所属していました。ナゼ、空手部に入ったかは記憶が定かではありません。
そのせいで男子からは全くモテませんでした。。。が!!そのおかげで女子からは告白されたりしてモテてました(残念ながらゲイではない)
こんな格闘家なわたしも一応、胴着を脱げば、か弱い女子。可愛く見られたい欲は少なからずあったんですね
運動系の部活で、毎朝、毎晩汗だくになるので学校にメイクをしていくなんて、もってのほか、空手部の顧問の先生も学校の中で生活指導をしてて、特に部員には厳しかったのを覚えています。(ただ、学校全体は厳しくなかったので、帰宅部やマネージャー業の女子達はナチュラルメイクをする様な学校でした)
この女子力はどこで鍛えればいいの?!その気持ちでいっぱいになっていたわたし。その発散場所は、、、
そう昭和女子、誰もが通ったあのマシーン。プリクラです。
✳︎プリクラが分からない世代の為の補足→ゲームセンターにある写真を撮る機械プリント倶楽部。撮ると小さなシールとなって出てくる。証明写真はいつもプリクラで済ませる。
雑誌の見よう見真似でメイクを練習。先生にバレない様に学校ではメイクはせず、プリクラの中で精一杯のお洒落を頑張ってました。
必死さが可愛いですね♪そのプリクラを友達、先輩、後輩と交換して可愛いプリクラ帳を作るのが当時の高校時代のステイタス。
そんなある日、必死にお洒落を頑張って撮ったわたしのプリクラを見た2人の後輩が、ある日の放課後わたしの所へ駆け寄って来ました。
その日は世の中がソワソワ浮き立つバレンタインデー前日。
「先輩、わたし明日好きな人に告白するんです。その前に先輩にメイクして欲しいなと思って。お願い出来ませんか?」と1人の後輩が言いました。
もう1人の後輩も「先輩、わたし明日彼氏とデートなんです❤️明日はイベントだから、可愛くいたいなって思ってて。一度もメイクした事ないんで、先輩メイクしてもらえませんか?」
と言ってきました。
正直、自分以外の人にメイクをした経験がなかったわたし。自信なんて、これっぽっちもありません。
この後輩2人からくるわたしへのメイクの信頼はどこから来るんだろう。。。断ってしまおうか。やった事のないお願いのプレッシャーに押し潰されそうになりました。
さて、あくびは彼女たちにメイクするんでしょーか。その答えはまた次回!
つづく
30歳までの道のり
良い時も悪い時も、富める時も貧しい時も、病める時も健やかなる時も、わたしは元気です!
あくびです!
30代を過ぎた人、今30代の人、これから30代になる人。強いていうならば世の中はこの3つに分けられます。
みなさんは、どんな時代を過ごして来ましたか?
わたしの幼少時代はポンキッキーズと過ごし。
小学生時代は、りぼんやなかよし、セーラームーンと共に育ちました。
スラムダンクにはまり、バスケ部の先輩を好きになる中学時代。
ジュディ&マリーのYukiちゃんや、Charaに憧れ、ちょっと個性的で尖がってた方が女の子はモテると勘違いしていた高校時代。
本当にイイ時代を過ごしてきました。私の中でこの学生時代は今、思い返しても暇を持て余す黄金時代。
そんな黄金時代最後の高校3年生の夏。わたしは大きな決断をしないといけなくなります。
そう、それは誰しもが通る、高校卒業後の進路決め。わたしは後10年にも及ぶ仕事をする決断をこの高校時代にするのです。
その決断をするのには、かなりの勇気がいったのを今でもよく覚えています。正直、ちょっとやそっとの気持ちじゃいけない!と腹をくくりました。
次回はその仕事を選んだキッカケになった出来事のお話しです。
つづく
みそじ、活動的になる
しのごの言わず、こんにちは!
あくびです。
急にブログを始めた理由を書こう思います。
基本的に根暗でインドアになると世捨て人と化す未婚の三十路女子。
さらにイメージを悪化させると、無職(一時的)です。
たまに引きこもり過ぎて、ネットサーフィン。この波に乗るのだけは得意です。
最近は成功している人のブログを読んで落ち込んだり、『そのままでいいんだよ。人間だもの』的なブログを読んで部屋から出ない自分を肯定したりして過ごしてました。
しかし、ここでダメ女子気付きました。このままじゃいけない!部屋から出よう!と。。。
社会の窓はよくしめ忘れますが、社会の扉を開けるのは簡単にはいかない。ふーむ。どうしたものか。。。
落ち込まない程度に悩んだ結果、とりあえずネットの世界に出てみる事にしました。
ブログを始めて、こっちの世界に出てみたものの、チビリそうなくらいドキドキです。つらくならない程度に頑張ります!
(やり直し)はじめました!
しのごの言わず、こんにちは!
ハッとしてたら、ナっていた
(の時代があった)30代女子
あくびです!
30になってから、人生やり直してみたお話をつらつらと書いてみたいと思います。
面白くなくても、あやまりません。
ただ、あくびが出ないくらいの記事にはしたいです。
よろしくお願いします。